今こそ秋山

502 名前:お前名無しだろ[] 投稿日:04/12/23(木) 12:28:34
馳浩のエキサイ闘句 6月13日掲載
痛みを体感させ、勇気を与えてくれる・・・
秋山よミスタープロレスになれ
 
プロレスらしいプロレスが見たい。
  
受けて、耐えて、克つという、まさしく痛みを体感させ、
勇気を与えてくれるような、
古くさいプロレスが見たくてしようがない。
そりゃ、中邑も藤田もすごい。感情移入もさせてくれるし
見た目も強そうだし、カッコいい。
でも、しょせん、総合格闘技なのである。
ルールも闘い方も肉体そのものも、キレイすぎるのだ。
不満といえば、そこにある。汚れていない美しさが
そこにはあるが、プロレスではないのである。
 
プロレスとは何か?
それは問答無用にプロレスそのものなのである。
受け身の取り方ひとつに始まり、
腕の極め方や試合展開、戦略の創造性と体重移動
リング上で紡ぎ出されるすべての闘いについて、
心と身体の痛みを克服するには
大変な技術と修練が必要なのである。
 
ボブ・サップや曙はすぐにK−1で闘えるし、
吉田秀彦小川直也もPRIDEで勝つことはできるが、
プロレスのマットで大歓声を得ることばできない。
なぜなら、プロレスラーとしての技量と感性が
圧倒的に不足しているからだ。
 
だからこそ、時代は秋山準なのだ。
武藤も小橋も三沢もいいが、けがに泣いている。
天山も小島も永田もいいが、艶がない。
となると、秋山なのである。
脂が乗り切っており、何より知性がある。
秋山よ、自覚しなければならない。