高田のコラム

327 名前:お前名無しだろ[] 投稿日:2005/10/20(木) 23:29:28
高田延彦 特選格闘技コラムより抜粋
 
「(新日本の)低迷のきっかけは、93年に産声を上げた「何でも有り」の総合イベントUFC
その時代にあわせ、敏感にアンテナを張り巡らせる必要があるのに、
うまく舵を取ってこなかった。 
もし私がプロデューサーだったら、コンセプトを明確に打ち出していた。
いきなりキング・オブ・スポーツとは反対の方向に舵を取っていたかもしれないよ。
今の新日本はタイタニックが沈没していく姿と、たぶってしまう。
4、5年前は、今ならなんとかなると思って外から見ていたけど、
本当に厳しい局面まできちゃってるね。
憎たらしいほど大きな存在でいてほしかった。」
 
 
「今、勢いがあるのはハッスルとノア。ハッスルはファイティング・オペラ。
ノアは王道プロレスの進化形。
「打ち出し」がはっきりしている。それに向かって、
選手もスタッフも同じ方向を見ているよ。
だれも、何にもつけ入るスキがない。
団体経営をやってきたけど、方向性があいまいな団体は常に危険要因をはらんでいる。
年月を経ると、それがはっきり出ている。」